大切な本だから、正しい知識で作りましょう

本の出版の際には次の5項目をお決め頂く必要がございます。
これらは、出版価格を決定する重要な要素になりますので、ご予算とバランスを考慮して決めることになります。
お客様が出版されたい本の最適な仕様については丁寧にご説明、ご提案致しますので、お気軽にお問い合せください。

出版費用の出し方

本を作る前に「決めておきたい事」はたくさんあります!
以下のボタンを左から順番にクリックして、内容を確認していきましょう。

本のサイズを決める

本のサイズ

名称 寸法(mm) 主な用途
文庫判(A6判) 148×105 文庫本
新書判 182×103 新書本
B6判 182×128 一般書籍
(小説、エッセイ、句集、歌集、文芸書)
四六判(しろくばん) 188×127
A5判 210×148 ビジネス書、専門書、学術書、写真集
B5判 257×182 週刊誌、雑誌、社史
A4判 297×210 報告書、記念誌、画集
その他  

製本の方法を決める

中綴じ

中綴じ 最も安く仕上がります!

紙を半分に折って真ん中でホッチキス止めします。
最も安くできます。
(主な用途/週刊誌、パンフレット、小冊子など)

並製本(ソフトカバー)

並製本(ソフトカバー)

最も一般的な製本です。
本の背を接着材で固めて製本し、背表紙があります。
(主な用途/文庫本、新書、ビジネス本など)

上製本(ハードカバー)

上製本(ハードカバー)

上製糸かがり綴じで、本文ページを糸で綴じてから背を丸く固めるタイプ。表紙が硬い高級本です。
(主な用途/文芸書、ビジネス書など)

原稿の入稿方法を決める

完全データ InDesign、Wordなどでレイアウトした完全データです。
頂いたデータをそのまま印刷致しますので、コストが安くなります。
完全データの仕様につきましてはお気軽にお問い合せください。
PDFデータの場合:Font埋込み必須(X-1a, press品質推奨)。

※PDF作成後、必ずお客様側で確認してください。特にOfficeソフトからPDF作成の場合、不具合が発生する事があります。

作成ソフトのデータの場合:

作成環境(OS及びソフトバージョン)、使用Fontのアウトライン化又は埋込み・同梱及び配置パーツ(写真、イラストなど)の埋込み又は同梱が必須です。
※なお、OfficeソフトのカラーはRGB→CMYK変換を行いますので色が多少濁ります

プリントアウト原稿 プリントアウトした原稿をそのまま印刷します。
完全データ同様、そのまま印刷致しますのでコストが安くなります。
テキストPCデータ Word、EXCEL等の原稿(デジタルデータ)を専門オペレーターがレイアウト編集(組版)します。 書店で販売されている本と遜色ない仕上がりになります。
手書き原稿 お客様の手書き原稿を入力し、レイアウト編集を行います。
聞き取りで原稿作成 録音や面談による聞き取りで編集者が原稿作成、レイアウトを行います。
文章下手でも大丈夫!! 丁寧な聞き取りで想いのこもった文章を作成します。

出版の冊数を決める~目的と価格バランスを考慮しましょう~

出版する本の冊数は、ご利用目的でお決め頂くことになりますが、価格との関係をご理解いただき最適な冊数をお決めください。もちろん、親身にご相談に乗らせていただきます。

例 自分史を出版し知人に30冊配りたいという場合
【四六判200ページ、完全データ入稿、基本仕様で製本】

30冊の場合の費用は、91,000円です。
仮に40冊とした場合でも、94,000円で僅か3,000円しか変わりません。
30冊印刷して、後日10冊追加出版すると、約84,000円かかってしまいます。
ある程度、余裕をもった冊数を出版されることをお勧め致します。

余裕を持った計画を立てましょう

また、書店流通をさせる場合は、配本する書店数により必要な出版数を決めることになります。
(概ね200冊以上の出版は最低限必要です。Amazonへの出品は冊数制限はなく少部数でも可能です)

ページ数の概算把握する

1ページあたりの文字数(概算)と行・文字数表

この表は、文字の大きさごとの概ねの1ページあたりの文字数を表したものです。
(行間、天地余白は読みやすい標準的なもので換算しています。)

●ページ数=原稿の総文字数÷1ページあたり文字数(下表の該当数字)

9p=9pointのことで文字の大きさを表します。

  文字の大きさ(ポイント)
9p 10p 10.5p 11p 12p 14p
判のサイズ 文庫判 663 504 476 403 336 275
新書判 630 585 481 408 360 297
B6判 720 630 585 504 448 348
四六判 736 645 600 518 462 360
A5判 918 848 720 630 570 476
B5判横 1470 1280 1147 1020 837 728
A4判横 2091 1776 1584 1394 1080 924

読みやすさを優先した一般的なものです。

  9p 10p 10.5p 11p 12p 14p
文庫判 39*17 36*14 34*14 31*13 28*12 25*11
新書判 42*15 39*15 37*13 34*12 30*12 27*11
B6判 45*16 42*15 39*15 36*14 32*14 29*12
四六6判 46*16 43*15 40*15 37*14 33*14 30*12
A5判 51*18 53*16 45*16 42*15 38*15 34*14
B5判横 42*35 40*32 37*31 34*30 31*27 28*26
A4判横 51*41 48*37 44*36 41*34 36*30 33*28

合わせて確認!本の基本知識・用語

本の部位の名称

※イメージをクリックで拡大致します

  • 背・表紙・スピン
  • 見返し・表紙カバー・帯
  • 奥付
  • ISBNコード・バーコード

基本的な用語

校正
印刷物の字句や内容、体裁、色彩の誤りや不具合をチェックして修正、変更し印刷原稿を完成させることです。
校閲
字句の誤りに加え、文脈や展開、表現方法などの的確性についてチェックし修正することです。
組版(レイアウト)
文字や写真、図版などの要素を紙面上に適性に配置し構成する作業です。
印刷の刷り色について

印刷の刷り色

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